第140回北信越高校野球大会は2日、富山県高岡市などで準々決勝を行い、日本文理(新潟1位)が富山国際大付(富山3位)に8対3で勝利した。日本文理は3日の準決勝で敦賀気比(福井2位)と対戦する。
日本文理8-3富山国際大付
6回裏、日本文理が代打・渡邊智光の左中間への2点適時二塁打で4対3と逆転
◎2日の準々決勝の試合結果◎
<高岡西部>
①日本文理8-3富山国際大付
→日本文理が準決勝へ 敦賀気比と対戦
(バッテリー)
富国:中山、東、永池-奥
文理:安城、渡邊京、池田、長谷川-佐藤
(二塁打)
文理:渡邊智(6回)
日本文理の先発⑩安城健汰 5回を投げ、4安打、2失点
日本文理の二番手⑪渡邊京(2年) 1回を投げ、3安打、1失点
6回裏、日本文理は佐藤魁星の右前適時打で2対3と1点差に詰め寄る
日本文理の三番手①池田真士 サイドスローにフォームを変更し2回無失点
8回裏、日本文理は代打・樋口唯人の一・二塁間を破る適時打で1点を追加
◇日本文理・鈴木崇監督の話◇
「(中盤まで重い展開だったが)初戦を迎えたチームと1試合戦ったチームの違いは昨日から選手と話していた。決して受けないようにと言っていたが、つまらない失策、進塁ミスも含め(出てしまった)。(5回に)足が地に着いているようで着いていないというのは去年夏(の敗戦で)も経験したのだから、ここからできることを取り組もうと話し、そこからいくらか相手の投手を楽に投げさせないようにできた。(6回の代打・渡邊智は)打順の巡り(投手の打順)で代打は行った。(ストライクの)一球目から振ったことがよかった。元気者。(池田のサイドスローは)春の県大会でエース番号をもらったが連打をくらったり、失点が多かった不甲斐なさがあり、本人が考えたなら取り組もうと。(いい勝ち方?)得意の8回の裏なので。前半が課題。2回は毎試合県大会からテーマ。(明日は)高岡第一と敦賀気比(のどちらか)とやらせてもらえる。思い切ってぶつかっていきたい」
◇日本文理・渡邊智光選手の話◇
「(打ったのは)内角高めの直球。初球(ストライク)からどんどん振っていけたことが相手投手に対して有効だったのかなと思う。ずっと代打を待っていた。しっかり準備できたことで、打席に入る前から自分が決める気持ちだった。走者が溜まった状態で自分にチャンスが回ってくると練習から想定していた。(序盤試合が重かったが)県大会でも後半、後半とやってきたので落ち着いていた。自分が打てる球は初球からどんどん行こうと思っていたが、(ファウルは)逆方向やレフト方向にコースに対応してしっかり打ち分けることができ、相手投手の投げる球をなくすことができたのかなと思う。(準決勝へ)明日のやることは変わらない。自分のやるべきことを意識してやっていきたい」
◇日本文理・池田真士投手の話◇
「(サイドスローにしたのは)元々、体の軸が横回転で、それを無理矢理上で投げていたが、本間(忠)コーチと話して『そのまま横にした方がいいのでは』と投げてみたらボールもよかった。(いつから?)先週の土日の練習試合でやってみたらはまった。捕手からも『球が来てるからどんどん行こう』と言われた。自信になった。逆転後だったので気持ちも楽になった。(明日の連投は)不安はない。一戦一戦やるだけ。決勝で星稜とやりたい。(中学時代に奥川投手のいた宇ノ気中に敗れた)富山市民球場は思い入れがあるので、しっかりリベンジが果たせるよう、明日まず勝てるようやっていきたい」
◎2日のその他の準々決勝の結果◎
<富山市民>
①星稜4-2東海大諏訪
②富山第一5-2福井工大福井
<高岡西部>
②敦賀気比5-3高岡第一
◎3日の準決勝の試合予定◎
<富山市民>
①星稜(10:00)富山第一
②日本文理(12:30)敦賀気比
(取材・撮影・文/岡田浩人)
文理高校の皆さまお疲れさまでした❗
8回に文理野球が見れました😅
明日も頑張って下さい応援しています👍