【NPB】加藤健、今井啓介の2選手とOBが少年野球教室

新潟県出身のNPBプロ野球選手の巨人・加藤健選手(31歳・新発田農高出身)、広島・今井啓介投手(26歳・中越高出身)の2人と、OBである本間忠さん(36歳・元ヤクルト)と横山龍之介さん(25歳・元阪神)による小学生野球教室「ベースボールクリニック2013」(主催・新潟野球ドットコム)が8日、新潟市中央区のハードオフ・エコスタジアムでおこなわれた。県内13チームの小学生約250人がプロの指導を受けた。

左から加藤健選手、今井啓介投手、本間忠さん、横山龍之介さんの講師4人

新潟県出身のプロ野球選手が球団の枠を超えて野球教室をおこなうのは去年に続き2度目。12月の新潟では珍しい晴天が広がったため、主に屋外グラウンドでおこなわれた。投手組と野手組に分かれて、投手は今井投手と横山さんが指導、野手は加藤選手と本間さんが指導をおこなった。およそ1時間半の教室ではキャッチボールの後、野手組はティー打撃、投手組は捕手を相手に投球をおこない、加藤選手や今井投手が子どもたちに声をかけるなどしてフォームの指導をおこなった。

巨人・加藤健選手がバッティングの実演をすると子どもたちから歓声が上がった

広島・今井啓介投手は1人1人に声をかけながら投球指導した

元阪神・横山龍之介さんも身振りを交えて指導した

加藤選手は「新潟の子どもたちの役に立てればと思っていたのでこういう機会は嬉しい」と話し、今井投手は「こういう野球教室から高校野球、甲子園、そしてプロに入る子どもが出てくれば最高です」と感想を話した。

昨年限りで現役を引退し現在は胎内市役所の臨時職員を務めている横山さんは「これくらいの規模でやる地元での野球教室は初めて。プロで教わった質の高い練習方法などを伝えていけたら」と今後も地元での野球指導に意欲を見せた。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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