夏の甲子園出場を懸けた「第１０１回全国高校野球選手権・新潟大会」は１７日、４球場で４回戦８試合を行い、ベスト８が決まった。日本文理、五泉、新潟明訓、新潟、中越、東京学館新潟、北越、糸魚川の８校が勝ち上がった。準々決勝は２０日（土）、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで行われる予定。

五十公野②糸魚川９－０新潟西
４回裏、糸魚川の五番・伊藤想（３年）が左越え２ランを放つ

◎１７日の４回戦の試合結果◎　※記録と氏名は新潟県高野連発表
＜鳥屋野＞
①日本文理９－２長岡商（８回コールド）
→日本文理が２年ぶりのベスト８進出

（バッテリー）
長岡商：目黒宏也、小野塚樹－酒井翔真
文　理：南隼人、種橋諒－佐藤魁星
（二塁打）
長岡商：家老航（７回）
文　理：中田龍希（１回）、南隼人（４回）、長坂陽（４回）、小林未来雄（８回）
（三塁打）
長岡商：小野塚樹（７回）

長岡商の先発①目黒宏也（３年）

１回裏、日本文理は四番・中田龍希（２年）の左中間適時二塁打で先制

日本文理の先発①南隼人（３年）

４回裏、日本文理は押し出し四球後、桑原大紀（２年）の右前適時打で３－０に

４回裏、日本文理は長坂陽（３年）の左越え適時二塁打で５－０とリードを広げる

長岡商は５回から⑪小野塚樹（３年）が登板

７回表、長岡商は攻撃前に円陣

７回表、長岡商は小野塚の適時三塁打で家老航（３年）が生還し、１－５

７回表、長岡商は主将の高橋海斗（３年）の左前適時打で２－５と追い上げる

日本文理は８回から⑪種橋諒（２年）が登板

②五泉８－３高田
→五泉が２年ぶりのベスト８進出

（バッテリー）
高田：富澤琢斗、小林慶祐、矢坂大聖－田中充
五泉：城丸洸紀、加藤昂大、城丸洸紀、片野太陽－佐藤芽吹
（二塁打）
五泉：五十嵐準（１回）、加藤昂大（５回）

高田の先発①富澤琢斗（３年）

１回裏、五泉は片野太陽（３年）の適時打で皆川大樹（３年）が生還し先制

１回裏、五泉は五十嵐準（３年）の中越え適時二塁打で、３－０とリード広げる

五泉の先発①城丸洸紀（３年）

２回表、高田は１死２、３塁から岩﨑宏真（２年）の右前適時打で田中充（３年）が生還、１点を返す

五泉は２回途中から⑧加藤昂大（３年）がマウンドへ

６回表、高田は山下遥輝（２年）の左前適時打で３－５と追い上げる

６回裏、高田は川合元太（３年・左端）が伝令としてマウンドへ

７回裏、五泉は渡部真白（２年）が左越え２点本塁打を放ち、７－３と突き放す

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＜五十公野＞
①北越１１－４十日町（８回コールド）
→北越が２年ぶりのベスト８進出

（バッテリー）
北　越：高橋哲也、幸田大和－笠原拓朗
十日町：長谷川廉、西川嵩峰－西川嵩峰、大渕悠斗
（二塁打）
北　越：大橋輝一（１回）、本間圭（４回）、小池建喜（４回）、佐藤圭（７回）、高橋哲也（８回）、幸田大和（８回）
十日町：大渕悠斗（５回）

十日町の先発①長谷川廉（３年）

１回表、北越は大橋輝一（３年）の適時二塁打で２点を先制

北越の先発③高橋哲也（３年）

十日町は４回途中から②西川嵩峰（３年）が登板

北越は６回途中から①幸田大和（３年）が登板

②糸魚川９－０新潟西（７回コールド）
→糸魚川が５年ぶりベスト８進出

（バッテリー）
新潟西：松島維吹、黒鳥真翔－長田義志
糸魚川：渡辺勝誠、伊倉健太－伊藤想
（二塁打）
糸魚川：日馬幸史郎（１回）
（三塁打）
糸魚川：伊藤想（３回）
（本塁打）
糸魚川：清水魁（４回・ソロ）、伊藤想（４回・２ラン）

糸魚川の先発①渡辺勝誠（３年）

新潟西の先発①松島維吹（３年）

３回裏、糸魚川は伊藤想（３年）が満塁の走者一掃の適時三塁打を放ち、４－０に

４回裏、糸魚川は伊藤の２ランで９－０とリードを広げる

新潟西は５回から⑨黒鳥真翔（３年）が登板

糸魚川は７回、⑩伊倉健太（３年）が無失点に抑える

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＜悠久山＞
①中越１１－１佐渡（７回コールド）
→中越が１３年連続のベスト８進出

（バッテリー）
中越：古川宗弥、菅井道、小林洸誠－佐藤旦陽
佐渡：笠井凌介、橋本玲音－野﨑大夢
（二塁打）
中越：菅井道（７回）、廣瀬航大（７回）
佐渡：野崎大夢（１回）、水沼優介（３回）、川上龍久（３回）
（三塁打）
中越：富井新大（４回）
（本塁打）
佐渡：笠井凌介（４回・ソロ）

佐渡の先発①笠井凌介（３年）

１回表、中越は２死から渡辺泰成（３年）の左前安打で満塁とチャンスを広げる

１回表、中越は押し出しと暴投で２点を先制後、古川宗弥（３年）の中前２点適時打で４－０に

中越の先発⑪古川宗弥

佐渡は２回から⑩橋本玲音（２年）がマウンドへ

３回表、中越は内山拓夢（３年）の右前２点適時打で６－０とリードを広げる

３回裏、佐渡は川上龍久（３年）の二塁打で２塁から水沼優介（３年）が本塁を突くもタッチアウト

４回裏、佐渡は笠井凌介が左越えソロ本塁打を放つ

中越は６回に①菅井道（３年）が登板

敗れたものの、打撃で力強いスイングを見せた佐渡

②東京学館新潟８－２新潟南
→東京学館新潟が２年ぶりのベスト８進出

（バッテリー）
新潟南：清水響介－岩渕大
学　館：寺田仁、長谷川輝、田村颯瀬－渡邊勇士
（二塁打）
新潟南：山賀壮太（４回）
学　館：五十嵐礼（４回）、目黒颯太（４回）
（三塁打）
学　館：古俣秀（７回）

東京学館新潟の先発⑩寺田仁（３年）

新潟南の先発①清水響介（３年）

４回裏、東京学館新潟は桑原佑吏（３年）の右前適時打で先制

４回裏、東京学館新潟は目黒颯太（３年）の右中間二塁打で２点追加し、３－０に

７回表、新潟南は佐藤稜馬（３年）の左前適時打で岩渕大（３年）が生還、１－３に

７回表、新潟南は池田巧征（２年）の中犠飛で２－３に詰め寄る

７回裏、東京学館新潟は主将の渡邊勇士（３年）左前適時打で４－２に。この回、５得点で突き放す

試合終了後、泣きじゃくる新潟南のエース・清水響介の肩を抱く主将で捕手の岩渕大。頂点を目指した夏は終わった

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＜佐藤池＞
①新潟３－１三条東
→新潟が２年連続のベスト８進出

（バッテリー）
三条東：浅生田良、浅田隼世、宮島大和－三ツ井洸太
新　潟：笹川拓馬－田中雅大
（二塁打）
新　潟：田中雅大（８回）

②新潟明訓４－２加茂暁星
→新潟明訓が３年ぶりのベスト８進出

（バッテリー）
明訓：山本大凱、斎藤琉生－吉田健人
暁星：白勢悠貴－太田輝
（二塁打）
明訓：篠原尚暉（１回）、本田健人（９回）
暁星：太田輝（１回）、荒木友斗（２回）

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◎２０日（土）の準々決勝の試合予定◎
＜ハードオフ＞
①日本文理（８：３０）五泉
②新潟明訓（１１：００）新潟
③東京学館新潟（１３：３０）中越
④北越（１６：００）糸魚川

（取材・撮影・文／岡田浩人　悠久山取材・撮影／松井弘恵　五十公野取材・撮影／頓所理加　鳥屋野撮影／武山智史　情報協力／各地の皆様）